質問内容:
お世話になります。
・司会業をしています。
・先日、税務署からお尋ねが来て無申告だった過去5年間分の確定申告をし、所得税は支払済み。
加算税・延滞税は請求書待ち中。
・5年間の平均所得は数百万
・5年間給与所得の主人の扶養にしており、扶養控除・社会保険を受けていた。
・自宅(主人名義・ローンあり)でも司会原稿を作るなどのデスクワークがありますので、一部屋を仕事部屋にしています。
【質問1】
・経費として地代家賃と光熱費は計上できるのでしょうか?
できるなら、申告済みでも訂正して申告しなおす事は可能ですか?
【質問2】
・過去の扶養控除金額について税務署からは何も話がなかったのですが、返金や加算税等はあるのでしょうか?
その際の連絡は、主人の会社に行くのでしょうか?
【質問3】
社会保険についても何らかの請求がありあすか?
答え:
【質問1】
経費として地代家賃と光熱費は計上できます。
ただ少し問題があるのは、一度自ら確定申告書を提出し、これを覆して還付申告をする(更正の請求といいます)ということになります。これに関して税務署は 厳しく追求します。つまりなぜ以前は載せなかった経費が今更出てくるのか?そしてその証拠の提示も求められます。今回は賃貸借契約書や光熱費の按分割合な どを求められるでしょう。
しかも更正の請求の期間が23年までは申告期限から1年以内でした。つまり更正の請求が出来るのは23年分だけでございます。
このご質問を見た際にとても残念でした・・もし期限後確定申告をされる前にお話いただいていれば節税の余地が大いにあったので・・
【質問2】
本来なら税務署及び区役所から、所得税や住民税の追加納付を求める書面がご主人の税金について来ます。
ただ実務上の話でございますが、来たり来なかったりします。実際は税務署及び市役所の怠慢でこういった現象が起きるのですが、質問者様からすれば来ない方がありがたいという結果でしょうが、これは変な話ですが運次第とお考えください。
どこに来るかと言えば会社に行く場合が多いかと思います。サラリーマンは確定申告をしていないため、本人に連絡しようもなく会社が年末調整として税金の計算を代行しています。そのため会社に扶養関係を確認することが多いです。
【質問3】
これも【質問2】と同じなのですが、こちらは来ないことが多いです。ただ【質問2】の答えと同様で来ても不思議ではございません。
以上経験上からお話させていただきました。
税金というのは対策を打てば節税を施せることがほとんどです。
これからも司会業の収入がございましたら、今後節税を施すことは可能です。青色申告特別控除65万円など、初めに言われておられました経費についてです。
よろしければご相談くだされば、税額が減る分以上の報酬は私はこのような場合頂かないことにしておりますので是非ご相談ください。